商標登録をしておくことによって、自社の権利を保護することができますし、他社の模倣を防ぐこともできます。このような自社を守る上で必要なものだけではなく、商標は財産という側面もありますので、それだけで利益を生み出すことにもつながってきます。商標を登録するだけで終わりというのではなく、財産としての価値を守る上で弁理士のような専門家の力を借りるのもいいでしょう。
融資審査で有利になる
最近では知的財産経営評価融資という手法が取られるようになり、財務諸表や不動産だけでなく、商標などの知的財産においても企業の価値として評価する動きが見られます。商標というのは動産と違って目に見えるというものではありませんが、企業の競争力につながっていきますので、今後の成長性を図るという上で重要な指標になっていくでしょう。特に政府系金融機関で行われており、民間金融機関でも評価する動きがあります。
より一層商標の管理が求められる
融資審査で有利になるとはいっても、実際にどのくらいの価値があるのかというのはわかりづらいところがあります。自社でやれることは商標をしっかりと管理していくということが求められます。そのための助けとなるのが弁理士です。弁理士の力を借りて商標を管理していったり、攻める上でビジネスにつなげたりしていきます。もしかすると事業分野が広がったりしますので、その都度商標登録をしていくということが必要になってきます。
攻めの経営をするために弁理士の力を借りる
商標を守るという意味においても弁理士の力は大きいですが、それだけではなくビジネスを進めていくうえで商標をどうやって活かすのかという攻めの経営をする上でも、ビジネスパートナーの一人である弁理士の力は大きいです。